店舗を束ねる店長向けにHBPを実施。問題解決能力とスタッフ間のチームワークが向上!

店舗を束ねる店長向けにHBPを実施。問題解決能力とスタッフ間のチームワークが向上!

株式会社ニューヨーク・ニューヨーク 営業本部長

俵 洋平さん

フランチャイズチェーンにおける意識統一の難しさを痛感

ーーまずは御社の事業内容と理念について教えてください。

「地域で1番のサロン」というコンセプトを掲げ、関西を中心に「NYNY」と「Bibbidi.bobbidi.boo」「Choki Peta」を約50店舗(2024年7月末現在)展開しています。創業20年以上を経て、多種多様なお客様のニーズに答えられるよう「ひとりひとりにとってのNo.1」をさらに掲げ、チャレンジ精神を大事にしながら進化を続けています。

ーー俵さんは、営業本部長としてどのようなお仕事をされているのでしょうか?

メインは営業ですが、スタッフの育成や教育、採用、経理、総務、経営企画まで全般に関わっています。

ーー「Heart Beat PROGRAM」(以下、HBP)導入前は、人材育成においてどのような取り組みをされていましたか? また、そこにおける不足や課題はお持ちだったのでしょうか。

以前から、従業員へのアンケートや1on1をはじめ、社外から人を招いて研修や講習などは積極的に行っていました。ただ、弊社はフランチャイズチェーン展開をしているため、各店の店長ごとに学びに対する受け取り方や活かし方が異なり、組織全体で統一した価値観を醸成することは難しいと感じていました。

また、美容師は技術職ですから、昔から技術力の高さが店舗スタッフに信頼されるための条件でした。しかし、人材不足という課題を美容業界全体で抱える今、技術力だけでなく、スタッフひとりひとりと対話し理解を深められる「人間力」こそ、良いサロン作りには必要不可欠です。私たちは「店舗の離職を減らして、売り上げを最大化する」ことを目標に掲げていますが、その一環として、店長の人間力向上について試行錯誤していました。

そんな中、以前からお付き合いのあったCUOREMOの取締役・加藤(翔大)さんに相談したところ、HBPの内容や事例を教えていただき、良さそうだと感じたので導入を決めました。

「聞きたい」と思わせる力があるHBPのトレーナー陣

ーーHBPの「1dayプログラム」を導入していただくにあたり、俵さんとは頻繁にやりとりをしながら、プログラム内容や資料をブラッシュアップしていきました。貴重なご意見をたくさんいただき、私たちとしても学ぶところが多かったです。

 こちらこそ、想像以上に熱心に向き合っていただき、CUOREMOさんに依頼して良かったと思いました。これまでもさまざまな企業から研修プログラムのご提案はありましたが、弊社の課題やニーズに合わせてカスタムすることは難しかったんです。その点、HeartBeat PROGRAMでは弊社の課題に寄り添って、プログラムの内容や資料を調整してくださいました。

ーー2024年10月、各店の店長さんに集まっていただき1dayプログラムを実施しました。「店舗で働くメンバー同士の繋がりとチームワークの強化。それによって店舗の離職を減らし、売り上げを最大化する」を目的としてさまざまなワークを行いましたが、いかがでしたか?

30代を中心に、20代から40代まで幅広い年代の店長が参加しましたが、みんなとても意欲的で、楽しみながらプログラムを受けている印象でした。結論から言うと、参加した店長からの評判はめちゃくちゃ良かったです!

ーー嬉しいお言葉をありがとうございます。好評価をいただけた理由もぜひお聞かせください。

社内で私たちが行っている研修とは違い、専門知識が豊富な外部の方に研修をしていただいたことで従業員の心にストレートに届き、深い学びにつながるのだと実感できました。特にトレーナーをしてくださった原田(大輔)さんと加藤さんの物腰が柔らかったおかげで、全体的に緊張せず、前向きに臨めたと思います。中でも「成長スピードを高めるには、心のジャケットを脱ぐことが大事」という話が心に響いたという店長が多かったようです。自店のスタッフにも早速共有し、チーム力向上につながったと聞いています。HBPのトレーナー陣の言葉には「聞きたい」と思わせる力がある。私もマネージメントする立場として勉強になりました。

HBP導入で店長の問題解決能力、スタッフのチームワークが向上

ーープログラムを通じて、店長さん同士のコミュニケーションにも変化はありましたか?

プログラムではそれぞれが自身の「偏愛(大好きなもの・こと)」などを紹介し合い、少しずつ自己開示をして心理的安全性が高まり、最後に「自分の未来」について語りました。一連の流れを通して、今まで話す機会がなかった店長たちがお互いの価値観や悩みを共有し、仲が深まったようです。また、店長としても美容師としてもクリエイティブな意見を出し合えたことができ、とても刺激になったという話も聞きました。

ーー「1dayプログラム」での学びをその場限りにせず定着させるため、「LINE WORKS」で複数のグループを作り、報告や意見などを自由に発信していただくようなアフターフォローもさせていただきましたが、この取り組みの効果はいかがでしたか?

「プログラムの内容を自分の店舗でも試してみて、スタッフとの会話が増えた」「コミュニケーションの問題が改善した」といった報告がLINE WORKSで飛び交っており、とても有意義な試みだと思っています。もともとやる気はあったけれど、なかなか行動に移せなかった店長が実際に行動に移すいい機会にもなったようです。

また、店長がプログラムで学んだコミュニケーション方法をスタッフに教えたところ、店頭商品の売上が上がったという報告もありました。「LINE WORKS」でのやり取りがこの先も継続することで、プログラムの学びが各店に今後も浸透し続けてくれれば嬉しいですね。

ーー俵さん含む管理職のみなさんは、HBP導入後に変化はありましたか?

店舗から上がってくる相談やトラブル共有の数が明らかに減り、HBPの大きな効果を実感しています。店長自身の問題解決能力が増しつつ、店舗内のチームワークも上がったことで、ある程度のトラブルは現場で解消できるようになったように感じます。これは大きな進化ですね!

ーー効果を実感いただけて嬉しいです。では最後に、今後の人財育成や組織作りにおける目標を教えてください。

私たちは「生涯美容師」「生涯雇用」をモットーに、日々チャレンジを続けています。お客様だけでなく従業員も、家族のように大切な存在なので、みんなには末長く働いてほしいと思っています。「絶対ここで働きたい!」と思ってもらえるように、お互いのことを理解し合いながら未来に向かって歩んで行きたいですね。ぜひHBPには今後もいろいろとご協力いただきたいので、ご提案、期待しています!

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